なぜアートを始めたのか?

大学生の頃、人文社会学部国際文化学科に所属し、国際的な視野を持ちたく、人類学の勉強の延長線上で、毎年夏にアメリカに1ヶ月間、バックパッキングをしてアメリカの生活や文化を見て回りました。旅をして、現地の人と会話をし、写真を撮影し、様々な資料も収集しました。そして、卒業のために学んだことをまとめ始めました。

しかし、芸術系の学部ではなかったので、最終的な提出方法は文章での論述した典型的な論文でした。基本的に文字情報で、少しの年表を入れた簡素なものでした。4年間で学んだものは形にできないものもたくさんありますが、文章だけで終わってしまったことにとても違和感を感じ、もっと幅広い表現はできないのかと探究し始めました。

また、当時は就職氷河期でもあり、大学院や留学をすることが比較的容認されていた時期でもあったので、かねてから希望していた留学することを決意していました。また、この頃、安藤忠雄さんの生き方や考え方に共感を覚え、直島を訪れ、ジェームス・タレルとのコラボ作品を見て、アートに関する私の既成概念が変わっていきました。

このような経緯から、つてもなく、経済的にも潤沢ではない私でも自由にいろいろと学べ、かつせっかくだったので二言語同時に学べる環境を帰国子女の友達と相談して探したところ、行き着いたのがテキサス州のヒューストンでした。その頃は英語には自信があった方ですが、大学レベルの授業についていけるほどの能力はなく、カレッジに入り、英語を学びつつ、かねてから興味のあったアート系の授業をできるだけとるようになりました。

この辺りから、本当の意味で、当時評されていたアメリカの「人種のるつぼ」や「サラダボウル」といったことを始め、多様な価値観、多様な生活、多様な表現があることをまざまざと体験し始めることになりました。

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私が好きなことは、なんだろうと考えた。 基本的には新しい体験だと思う。 20代の頃から、旅に出て、人に出会い、異文化に触れ、違った考え方や奇抜なアイデアに触れることがとても新鮮だった。 留学中は、なるべく多くの人とコミュニケーションや体験ができるように心がけた。 スポーツで体を動かしたり、美術館や映画館や図書館などで感性や知識を増やしたり、バーやレストランやホームパーティーで色々な対話を重ねたりす

私のアート日記

このブログでは、過去20年ほど前から現在にいたる私のアートに関する見聞や経験を振り返りながらご紹介したいと思います。国内外の事例などを日英と写真やリンクなどで紹介していきたいと思います。

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